bocchi-fudoの宅建士日記

まったくの未経験から不動産屋開業を目指すための備忘録・私の宅建試験対策等

不動産エージェントという働き方②

不動産エージェントというのは、芸能界のタレントと所属事務所をイメージして頂くとわかりやすいと思います。一人ひとりは独立性をもって主体的にしっかり仕事をしなければ、仕事を獲得できません。なぜ、所属しないといけないか、というところは前回にも書きましたが宅建士の資格を持っているというだけでは宅建業務が行なえないからです。かならず宅建免許を取得した宅建業者として宅建業務を行うことになります。自らその業者になるのは「独立開業」、そうでなければ業者に雇用してもらうかのどちらかです。

新型コロナが流行する前までは、選択肢はほぼこのどちらかだったようですが、コロナ禍によって様々な業種でリモートワークが拡大したように、不動産業界にもリモート重要説明やリモート契約などが可能となり、結果、事務所にいなくても宅建業務の遂行が可能となったのです。こういった背景から、この1~2年で、完全歩合制のフルコミッションのエージェントを募る会社が複数立ち上がってきたのでした。

私はそのなかの1社と契約し、エージェントになって活動を開始したというわけです。

そういった会社のなかには報酬率9割というところもあり、以前では考えられないほどの高率歩合となっています。ただ、これからエージェントになろうと思っている方が知っておくべきこととして、それぞれの会社は「登録料」や「システム使用料」といった毎月の固定費が必要で、かなり高額なところもあると聞いています。それから、報酬率が売上の8割と表示していても、よくよく調べると1件の契約で会社に入れる最低額が決められていて、古い住宅などの場合、その取引で得た売上のほとんどを会社に収めることもあり得るのです。

エージェントになるために、しっかり会社を選ばれることをおすすめします。

幸い、私が所属した会社は良心的なシステムでした。